採用動画コラム
採用動画の費用はどれくらい?相場からコストを抑えるコツまで徹底解説
2024.10.2

採用動画は、企業の魅力を学生に伝えるための重要なツールです。しかし、初めて採用動画を制作する際には「どのくらい費用がかかるのか」という疑問や不安が浮かぶことでしょう。そこで今回は、採用動画にかかる費用相場と、コストを抑えながらも効果的な動画を制作するためのコツを解説します。
これから採用動画を導入したい企業のご担当者様は、ぜひ参考にしてください。
採用動画の費用相場
採用動画の費用は、動画の内容や規模によって異なります。基本的な相場としては10万円から200万円以上と非常に幅広く、想定する動画の規模やニーズに応じたプランを選ぶことが大切です。ここでは、価格帯ごとにどんな採用動画が作成できるのかご紹介します。
10万円~30万円の採用動画
この価格帯では、基本的にシンプルな動画が制作されます。主にインタビュー形式や、簡単な社内の紹介など、最低限の内容で企業の雰囲気を伝えることが目的です。
- ・内容:社員インタビュー、シンプルな社内風景など
- ・撮影期間:1日
- ・動画の長さ:2〜3分
- ・制作期間:1〜2週間
予算が限られている場合や、短い動画を試験的に作りたい場合に適した価格帯です。
30万円~80万円の採用動画
30万円〜80万円では、より質の高い動画を制作できます。社内風景や社員インタビューに加え、ナレーションやシンプルなストーリー要素が加わることも多く、学生に企業の働く環境を具体的に伝えることができます。
- ・内容:インタビュー、社内風景、ストーリー形式など
- ・撮影期間:1〜2日
- ・動画の長さ:3〜5分
- ・制作期間:1ヶ月
企業文化やチームの雰囲気を学生に視覚的に伝えることができ、応募者の関心を引く効果が期待できます。
80万円~200万円の採用動画
この価格帯になると、よりクオリティの高い映像制作が可能です。ストーリー仕立ての演出や、社員の日常を追うドキュメンタリー形式など、企業の理念やビジョンを求職者に深く伝えるための動画が制作できます。
- ・内容:ドキュメンタリー形式、企業ビジョンを表現など
- ・撮影期間:3日以上
- ・動画の長さ:5〜10分
- ・制作期間:2〜3ヶ月
しっかりとした映像美と企業のメッセージを融合させ、採用ターゲットに強い印象を与えることができます。
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採用動画のコストを抑える方法をチェック!
採用動画を効果的に制作するには、費用を削減しながらもクオリティを保つための工夫が必要です。ここでは、採用動画のコストを抑えるための具体的な方法をご紹介します。
社員を採用動画の出演者に起用する
出演者にプロの俳優やタレント、ナレーターにはプロの声優などに依頼することも可能ですが、そのためにはやはりコストがかかります。社内の社員を出演者として起用すれば、出演料を大幅に削減できますよ。また実際に働いている社員が登場することで、学生により親しみを感じてもらえるメリットもあります。
短時間の採用動画にする
動画はその尺が長くなるほど、撮影や編集のコストが増えてしまいます。とくに採用動画では3〜5分程度、もしくはそれよりも短い尺の動画でも十分な効果を発揮するケースが多いです。短時間で、必要なメッセージを簡潔に伝える構成にすることが大切です。
シンプルな編集でコストを削減、追加撮影もないように
過度な編集や特殊効果を加えることで、制作費用が増えることがあります。必要最低限の編集で、視覚的に伝わる動画にするとコストも抑えられます。シンプルでわかりやすい内容が、逆に視聴者に好感を持たれることもあります。
また、あとから「やはりこのシーンも入れたい」「もうひとりインタビューを増やしたい」、「こんな効果や演出を入れて欲しい」などの希望が出てくるケースもあることでしょう。追加撮影が発生すると、費用も追加されていきます。事前の打ち合わせをしっかりとし、追加撮影や追加効果などが発生しないようにしましょう。
自社の設備やスタッフを活用する
映像制作会社に全てを外注すると、コストがかかります。社内に映像編集や撮影のスキルを持つスタッフがいれば、そのリソースを活用することでコストを大幅に削減できます。簡易な機材であれば自社でも揃えられることが多いです。
採用動画の見積もりは複数業者から取る
採用動画の制作を請け負う業者は多くあります。時間に余裕を持って計画し、複数業者から見積もりを取るようにしましょう。わからないこと、気になることは見積もりの段階でしっかりと確認し、最も納得と信頼ができる業者に依頼することもコストカットの近道です。
採用動画で効果的に学生にアプローチするためのコツ
採用動画を作成したら、どのように効果的に使うかも重要です。求める人材に採用動画が届くように、学生が動画を見て「応募したい」と思ってくれるように、どのような形でアプローチしていけば良いのでしょうか。ここでは、採用動画で学生に対して効果的にアプローチするためのポイントを紹介します。
▶関連記事:採用動画をYouTubeで配信!メリットやデメリットなどを紹介
採用動画をSNSやYouTubeで拡散する
採用動画は、作っただけでは終わりません。「株式会社EXIDEA」が実施した「23年新卒社員の就活時代の採用動画視聴に関する調査」によると、およそ7割もの学生が就活中に企業の採用動画を視聴。こうした学生や求職者に、動画を届けることが重要です。
SNSやYouTubeなどのプラットフォームを使って積極的に動画を拡散していくことで、より多くの求職者にリーチできます。SNSでの拡散をするのであれば、拡散しやすい短い動画や、注目を集めるキャッチコピーも重要です。制作段階でSNS展開を見越したシナリオづくりなども心がけましょう。
<出典>
PR TIMES 2023年8月3日
採用成功企業の動画活用の実態調査(株式会社Candee)
採用ターゲットに合わせた内容の動画を作る
新卒採用、中途採用、専門職など、どの層に向けた採用なのかによって、採用動画でアピールしたい内容が変わります。ターゲットに合わせて動画の内容やトーンを変えることも、重要なアプローチ方法のひとつです。ターゲットに応じたアピールポイントを強調することで、より効果的に学生に響く動画を制作することができます。
採用動画で企業の独自性を強調する
採用動画は、他社との差別化を図る絶好のチャンス。企業の理念や働き方、福利厚生など、自社の強みを前面に押し出すことで、学生の印象に残りやすくなります。社内でのエピソードや、実際の社員の声を取り入れることによって、よりリアリティのある動画になります。
企業の情報を何も知らない学生が視聴しても、また情報をある程度知っている学生が視聴しても、より深く企業情報を知ってもらえるような採用動画にすると良いでしょう。
費用相場を知り、適したコストで採用動画の制作を!
採用動画は、企業の魅力を伝えるだけでなく、学生に企業の文化や価値観を具体的に感じてもらうための大切なツールです。コストを抑えつつも、ターゲットに適した動画を制作し、SNSやYouTubeなどで効果的に拡散することが成功の鍵となります。制作の費用相場を知って適したコストで採用動画を制作し、採用活動を一歩先に進めましょう。
執筆者
リクムビ 動画プロデューサー
採用コンサルタント(認定番号 DCA240110号)
田中政和