採用動画コラム
採用動画を効果的に活用するために!メリットと活用法を紹介
2024.10.28

就職活動中の学生や求職者に向けて、企業情報や職場の雰囲気を伝えるための採用動画。近年、この採用動画が存在感を増してきました。
テキストを主体とした資料とは異なり、視覚や聴覚から適切な情報を短時間で伝えられる採用動画は、とくに就職活動中の学生のような若年層がターゲットの場合は強力なツールになります。
ではそんな採用動画にはどのようなメリットと活用法があるのでしょうか。今回は採用動画を最大限活用できるよう、メリットと活用法を紹介いたします。
▶関連記事:採用動画の効果とは?【絶大】な効果を出す方法も解説!
INDEX
採用動画のメリットとは?代表的なメリットを紹介
採用動画は就活中の学生の多くが視聴し、多くの企業が取り入れています。
「株式会社EXIDEA」が実施した「23年新卒社員の就活時代の採用動画視聴に関する調査」では、回答者の6割超が採用動画を視聴したことがあると回答。また、就職先に採用動画があると回答したのは48.6%で、およそ5割という結果が出ているほどです。
採用動画は企業の雰囲気や社員の姿を視覚的に伝えることができ、就活生にリアルなイメージを提供する点が高く評価されています。しかし、効果を最大化するためには、採用動画のメリットを最大限に活かした正しい運用が必要です。
採用動画のメリットは大変多いですが、なかでも代表的なものを見ていきましょう。
<出典>
PR TIMES 2023年8月3日
【第一志望へ入社した23卒新入社員に調査】就活中に企業の採用動画を見た割合は約7割48.6%が第一志望企業の採用動画が存在、うちほぼ全員が「視聴経験あり」(株式会社EXIDEA)
【採用動画のメリット1】企業の雰囲気を直感的に伝えられる
採用動画の最大のメリットは、企業文化や雰囲気を直感的に伝えられる点です。たとえば、社員同士の関係性やオフィスの様子など、テキストだけでは伝わりにくい抽象的な要素を映像でわかりやすく伝えることができます。
【採用動画のメリット2】 短時間で多くの情報を発信できる
動画は、短時間で大量の情報を効果的に伝えるメディアです。 とくにテキストに比べて、5,000倍もの情報量を含むと言われています。たとえば3分テキストを読むのと、動画を視聴するのとでは、得られる情報量に圧倒的な差が生じるわけです。
採用動画は、数分という短い時間の中で就活中の学生に強い印象を与えられるのが大きなメリット。視覚情報と聴覚情報を通じて、企業の魅力を効率よく伝えられます。
【採用動画のメリット3】複数のメディアに柔軟に対応
採用動画はインターネットを介して公開できるため、物理的な場所に縛られずに多くの就活生に届けることができます。企業の公式サイトやSNS、就職イベントのオンラインページ、ダイレクトメールなど、さまざまなプラットフォームで活用できます。
とくにリモート採用も実施されるようになった現代では、オンラインで簡単に視聴できる動画コンテンツの価値がさらに高まっています。
【採用動画のメリット4】企業と学生のミスマッチを軽減
採用動画に求めるメリットのうち、採用戦略にとって欠かせないのは「ミスマッチの軽減」ではないでしょうか。実際に働く社員の声、そして企業の理念・雰囲気などをリアルに伝えることができる採用動画は、ミスマッチの軽減に大きく貢献します。
採用動画を活用することで、学生が具体的な業務内容や職場の雰囲気を理解しやすくなり、入社後も減っていきます。ギャップが減ることで、当然ミスマッチを回避でき、内定辞退や早期退職のリスクも軽減できるのは大きなメリットと言えるのです。
採用動画が抱える課題・デメリットと対策
採用動画にはメリットが大変多く、企業の採用戦略にとって重要な存在です。しかしそんな採用動画にも、明確な課題が存在します。それらはときにデメリットでもあり、こうした課題・デメリットを把握したうえで採用動画を制作することが大切です。
そうした課題やデメリットのうち、代表的なものを見ていきましょう。
【採用動画の課題1】制作にはあらゆるコストがかかる
採用動画に限らず、動画制作には、撮影や編集などのコストがかかります。また「費用面でのコスト」だけではなく、撮影や動画の編集、内容を決めるための会議や打ち合わせなども含めた「時間面でのコスト」もかかります。
とくに採用動画の制作をプロに依頼する場合、ときには百万円以上の費用が発生することもあります。内製すれば費用を抑えることも可能ですが、クォリティなどで不安が残るケースも見られます。
【採用動画の課題2】情報の検索性が低い
動画はテキストに比べて、特定の情報をすぐに探すのが難しいというデメリットがあります。そのため「この企業の情報が知りたい」と考えた学生がインターネットで検索をしても、採用動画になかなかたどり着けないケースも。
どうやって学生に採用動画を届けるのか、どうやって拡散していくのかといった戦略も必要になります。企業ホームページや採用ページ、SNSなど、動画を展開する場所に応じて、対策を講じるようにしましょう。
採用動画の課題解決には「リクムビ」!
採用動画が抱える課題の解決には、YouTube再生回数が3億回以上に上る「リクムビ」がおすすめ。「リクムビ」では、採用動画1本30万円から制作が可能です。
元TVディレクターと採用コンサルタントによって制作する採用動画はデータ重視。就活中の「今の学生」が視聴したくなる、そして求める人材に届くような採用動画制作を実現します。
採用動画だけではなく、就職イベント会場などからの生配信も対応しています。採用動画の導入を検討中の企業様は、ぜひ一度お問い合わせください。
効果を発揮させたい!採用動画を活用するポイントをチェック
採用動画を制作するからには、採用戦略で必ず効果を発揮させたいものです。採用動画が効果を発揮するためには、活用法も大切です。ここでは採用動画を最大限に活用するポイントをご紹介します。
【採用動画活用ポイント1】短尺動画を活用する
どのような動画でも言えることですが、あまりにも尺が長い動画は視聴者の関心を長時間引きつけるのが難しくなります。数十秒~数分程度の短い動画は集中して視聴しやすいだけではなく、内容も記憶に残りやすいもの。
就活中の学生にインパクトを与えるには、採用動画を短尺にすることで大きな効果を発揮してくれます。
【採用動画活用ポイント2】さまざまなSNSで拡散する
SNSは採用動画を広く拡散するための重要なツール。 とくに前述したような短尺動画は、SNSでの拡散に向いています。就活中の学生はSNSを活用している確率が高く、またSNSは気軽に拡散できることも強味です。
企業が求める人材に採用動画が届くよう、SNSの運用にも力を入れると良いでしょう。
【採用動画活用ポイント3】PDCAサイクルで動画を更新
採用動画は、一度制作して終わりということはありません。採用戦略において採用動画の効果を発揮するには、定期的に動画を更新していくことが重要。 とくに企業の状況や採用ニーズなど変わるごとに採用動画を更新し、新鮮な情報を提供することで、常に高い効果を維持することができます。
メリットを活かして採用動画を効果的に活用!
採用動画は、企業の魅力を最大限に伝え、採用活動を成功させるための強力なツールです。メリットも多いいっぽう、コストや手間がかかるため、正しい戦略と運用が必要です。メリットと活用法をしっかりと把握し、採用動画の効果を最大限に引き出していきましょう。
執筆者
リクムビ 動画プロデューサー
採用コンサルタント(認定番号 DCA240110号)
田中政和