採用動画コラム
採用動画には会社紹介のYouTubeショート動画が有効
2024.11.23

採用活動の新しい手段として、採用動画を取り入れる企業が増えています。パンフレットやWebサイトの「文字」による情報だけではなく、視覚的に情報が得られる動画は、採用活動において大変有効な手段です。
そうした採用動画において、会社紹介のYouTubeショート動画が有効的であることをご存知でしょうか? そこで今回は、採用動画にYouTubeショート動画を取り入れるメリットと、効果的な運用方法について解説いたします。
▶関連記事:採用動画をYouTubeで配信!メリットやデメリットなどを紹介
YouTubeショート動画が採用動画に有効な理由とは
YouTube動画は、採用活動と相性が抜群です。 とくに10代〜20代の若年層に訴求しやすく、短時間で会社の雰囲気やビジョンを効果的に伝えられます。
SNS世代の視聴者が増え続ける中、1分ほどで伝えるショート動画は採用対象への効率的なアプローチ手段となりつつありますが、では具体的になぜ会社紹介のYouTubeショート動画が有効なのでしょうか。
就活生はYouTubeで採用動画を視聴する!
株式会社moovyが23卒の就活生を対象に実施した調査では、57.3%の学生が採用動画の視聴で「YouTube」を利用したと回答しています。これは、多くの学生がYouTubeを就職活動に利用しているという意味でもあります。
またノーテッド株式会社の調査では、1分~3分の動画が就活生が躊躇せず視聴できる長さという結果も出ています。こうした結果からも、YouTubeのショート動画は採用動画に有効であると言えるでしょう。
<データ出典・参考>
「採用動画のトレンドに関する実態調査」(株式会社moovy)
PR TIMES 2023年4月21日
「23・24卒生対象 採用動画の効果的な活用方法に関する実態調査」(ノーテッド株式会社)
YouTubeショート動画なら、学生に効果的なアピールができる
前項で、採用動画をYouTubeで視聴する学生が多いことをお伝えしました。YouTubeショート動画による採用動画は、就活中の学生にとって企業を知る最初の接点となり得るのです。
短尺で企業の魅力や職場環境を伝えるため、厳選された内容を詰め込むことになりますが、生き生きとした現場の雰囲気を動画で伝えれば、学生に効果的なアピールも可能です。
気軽に視聴できるため拡散力が高いというメリット
YouTubeのショート動画はスマホでの視聴が前提となっているため、通学時間や休み時間など「すきま時間」に気軽に視聴できます。また、視聴者が関心を持って拡散してくれる可能性が高く、リーチが自然と広がります。
こうした気軽さと拡散力の高さが、採用動画にとって大きなメリットと言えるでしょう。
若手人材へのアプローチに最適な採用動画になる
YouTubeショート動画の主な視聴者層である10代から30代は、動画での情報収集に慣れています。会社紹介のショート動画を配信することで、SNSに親しみのある若年層と親和性が高いため適切な就活生を自然に引き寄せてくれます。
現代の就活生の多くが企業の雰囲気や仕事内容を動画を見て情報を得ているため、YouTubeショート動画を活用することは、採用動画にとっても最適な選択肢のひとつと言えるでしょう。
採用活動における費用対効果が優れている
YouTubeなどの無料プラットフォームを活用するため、一般的な求人広告に比べ、コストを抑えながら視聴者とのタッチポイントを増やせます。
必要となるのは採用動画の制作コストだけ。投稿後も削除しない限り動画が残り、長期的にリーチできる点も大きなメリットです。
応募者と企業のミスマッチを軽減
採用動画は、テキストや静止画では伝わりにくい社内の空気感や社員の表情をリアルに伝えられるため、就活生が企業に持つイメージが明確になります。入社後のミスマッチを防ぐためにも、YouTubeショート動画を活用するのは、有効な採用活動と言えるでしょう。
採用向けYouTubeショート動画のポイントをチェック!
成功するショート動画にはいくつかの要素が必要です。視聴者の注意を喚起するための数秒や、社風がわかりやすい映像の使い方などが成功の鍵となります。
続いては、会社紹介に適したYouTubeショート動画のポイントを見ていきましょう。
短い時間で視聴者を惹きつける
短い動画は、視聴者がすぐに次の動画に集中しやすい特性があるため、冒頭の数秒で興味を引くことが重要です。企業の特徴やメッセージを明確に打ち出し、視聴を引き留める工夫をしましょう。
社員の自然な姿を動画にする
会社紹介のYouTubeショート動画は、決して固すぎる印象にしないようにしましょう。映像に出演する社員の自然な姿や表情を伝えることで、企業の温かみや実際の雰囲気を視聴者に伝えることができます。
とくに、チームワークや仕事のやりがいを具体的に見せることができれば、「この職場で働きたい」と学生に感じてもらえることでしょう。
採用専用のランディングページを用意する
YouTubeショート動画の中に専用の採用ページへの導線を構成することも重要です。 採用動画だけではなく、企業情報や仕事内容をさらに深く掘り下げるためのサイトと連携することで、興味を持った求職者に対して具体的な情報提供ができます。
採用動画でYouTubeショート動画をしっかり活用したい!
採用動画は就活生にアピールする効果的な手段として注目されています。 とくに、会社紹介のYouTubeショート動画は、採用活動に有効的です。会社紹介のYouTubeショート動画で企業の風土や業務内容をわかりやすく表現することで、就活生の理解度を深めれば、ミスマッチを少なくすることにもつながります。
採用動画を作る際には、企業の魅力を確実に伝えられるYouTubeショート動画を活用してみましょう。
「リクムビ」では企業の魅力を存分に伝える採用動画を制作しています。採用動画だけではなく、会社説明会などのオンライン生配信まで幅広く対応。採用戦略にお悩みの企業担当者様は、ぜひ一度お問い合わせください。
執筆者
リクムビ 動画プロデューサー
採用コンサルタント(認定番号 DCA240110号)
田中政和