採用動画コラム
採用動画で活用したいSNS!効果や特徴、活用法を紹介
2024.11.23

採用活動において採用動画の運用が注目されるなか、採用動画を配信するSNSの運用も重要視されます。近年の就活生はインターネットやSNSを通じて企業情報を収集する傾向が強く、企業もSNS上での採用ブランディングに力を入れ始めています。
そこで今回は、SNSを活用した採用動画の効果や、プラットフォームごとの特徴と活用方法をご紹介します。
SNSでの採用動画が効果的な理由
SNSの活用は、特にZ世代をターゲットにした「ソーシャルリクルーティング」として注目されています。SNSの最大の特徴は拡散力とリアルタイム性にあり、就活生が企業の情報を瞬時に確認し、広めることが可能です。
株式会社moovyが実施した調査では、57.3%の学生が「YouTube」で採用動画を視聴したと回答。このことからも、YouTubeをはじめとしたSNSが、採用戦略でも重要なポジションにあると言えるでしょう。
SNSは、企業が就活生にアプローチする手段として、とくにデジタルネイティブ層に響くツール。そのため、採用動画もSNSとは大変相性が良いのです。
<データ出典・参考>
「採用動画のトレンドに関する実態調査」(株式会社moovy)
SNSならリアルタイムで企業の最新情報を伝えられる
SNSは即時性が高く、企業のニュースやイベントを瞬時に発信できます。これにより就活生は、企業の活動や社員の生の声をすぐに確認でき、応募の動機づけになります。
ターゲット層に適切なアプローチが可能に
若者の多いプラットフォーム(例:InstagramやTikTok)では、視覚的に強いインパクトを与えられる動画コンテンツが効果的です。とくに採用動画を活用する場合は短尺の動画を用意し、企業文化や職場の雰囲気をリアルに伝えることで、就活生の興味を引きやすくなります。
採用動画をSNSで配信することで、ミスマッチの減少と定着率が向上
企業の文化や雰囲気を採用動画で事前に伝えることにより、就活生との相性を確認でき、入社後のミスマッチを防ぐことが可能です。就活生をはじめとした若年層にSNSを使って採用動画を届けることで、ミスマッチを防ぐことはもちろん、企業の定着率向上も期待できます。
SNSプラットフォーム別の採用動画活用法
各SNSはそれぞれ異なる利用層や機能を持つため、企業の採用ターゲットに合わせたプラットフォーム選定が大切です。続いては代表的な3種類のSNSについて採用動画活用法のポイントを紹介します。
もちろん、今回ご紹介する以外にもSNSはたくさんあります。それぞれのSNSに合わせた、適切な運用をすることが大切です。
採用動画で「X(旧Twitter)」を活用!
「X(旧Twitter)」は拡散力が高く、短文と動画での発信が手軽な点が特徴です。特に若年層に向けた企業の最新情報やイベント告知に活用でき、就活生とのリアルタイムなやり取りが可能です。また、リポスト(リツイート)の機能を活用することで、企業の認知度が広がりやすくなります。
「Instagram」で視覚的なインパクトを!
Instagramは、視覚的なインパクトが求められるプラットフォームです。Instagramには画像だけではなく動画を投稿するユーザーが多いため、採用動画のプラットフォームとしても適しています。
採用動画だけではなく画像も交えて配信すれば、オフィスや社員の働く様子をよりリアルに伝えることができ、就活生に企業の雰囲気を理解してもらうのに適しています。
ショートと長尺の双方でトレンドの採用動画を配信したいYouTube
YouTubeは採用動画配信に積極的に利用したいプラットフォーム。とくにYouTubeショートは、1分以内の短い採用動画で企業の要点を伝えるのに適しています。短尺の動画は採用動画のトレンドでもあるため、視聴者数の多いYouTubeショートでの配信は多くの学生にリーチできることでしょう。
加えて、ショートではない通常の長尺動画を活用して企業紹介や採用に関する詳細情報も提供することで、興味を持った就活生に向けてより深い理解を促すことができます。
▶関連記事:採用動画には会社紹介のYouTubeショート動画が有効
採用動画のSNS運用を成功に導くポイント
SNSによる採用動画の成功には、戦略的な運用が欠かせません。SNSを効果的に運用するためのポイントを以下にご紹介します。
ターゲット層と目的、運用SNSに合わせた採用動画の内容の明確化を
採用動画制作にあたっては、誰に向けて発信するのか、どのような内容を伝えたいのかを明確にすることが重要です。視覚的に伝えたい内容を絞り込み、就活生の興味を引くような工夫を凝らすことが大切です。
また、どのSNSで運用するのかも大きなポイント。YouTubeショート動画であれば、それに適した動画を制作するようにしましょう。
SNSに合わせた縦型の採用動画と短尺コンテンツの活用
多くのSNSではスマートフォンでの視聴を前提とした縦型動画が適しており、短尺コンテンツを定期的に投稿することで拡散されやすくなります。InstagramやTikTokなどのリール動画は、特にスマホでの視聴に適した形で制作すると効果的です。
採用動画の定期的な投稿と効果測定
SNS運用は一度投稿したら終わりではなく、継続的な投稿と定期的な効果測定が大切です。視聴数やエンゲージメント率を確認し、PDCAサイクルを回しながら改善を続けることで、SNSを採用における効果的なツールとして活用できます。
ハッシュタグの活用で就活生にリーチ!
SNSではハッシュタグが使用できるケースが大半です。企業の特徴やジャンル、企業名、就活などに関したハッシュタグを活用することで、採用動画が就活中の学生に届きやすくなります。
学生がどんなハッシュタグで就活の情報を収集しているのか、競合他社のSNSが採用活動でどのようなハッシュタグを活用しているのかなどをリサーチし、適切に運用すると良いでしょう。
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採用動画で積極的にSNSを活用したい!
SNSを活用した採用活動は、就活生に企業のリアルな姿を伝え、興味喚起を促す上で非常に効果的な手段です。特にZ世代をターゲットにした採用活動において、SNSでの短尺動画は強力なアプローチ手段となります。
各プラットフォームの特性を活かした動画戦略を積極的に取り入れ、より効果的なソーシャルリクルーティングを実現しましょう。
執筆者
リクムビ 動画プロデューサー
採用コンサルタント(認定番号 DCA240110号)
田中政和