採用動画コラム
座談会形式の採用動画に注目!座談会形式のメリットや効果を紹介
2024.11.25

企業の採用活動において、「採用動画」の活用が増加しています。実際に就活中の学生は、採用動画を見て企業を判断している傾向があります。とくに採用動画の視聴によって、志望度が上がった学生は実に61.8%もいるという調査があり、採用動画の存在感は増す一方です。
採用動画にはさまざまな形式がありますが、その中でも注目されているのが「座談会形式」の採用動画です。そこでこの記事では採用動画の「座談会形式」について詳しく解説します。採用活動を成功させるために、ぜひご一読ください。
<データ出典>
PR TIMES 2024年3月25日
【自主調査レポート】採用動画の視聴で6割以上が志望度アップ(株式会社NewsTV)
INDEX
座談会形式の採用動画にはメリットが多い!
複数の社員が出演する座談会形式の採用動画は、自然な雰囲気で企業の魅力や仕事のやりがいについて語り合う動画です。座談会形式は、社員の生の声を伝えることで就職活動中の学生に親近感を与えるだけでなく、職場の雰囲気をリアルに感じさせることができます。
座談会形式の採用動画にはメリットが多くあります。そうしたメリットについて見ていきましょう。
▶関連記事:インタビュー形式の採用動画を作る!インタビュー動画の種類や内容を解説
【座談会形式のメリット1】職場のリアルな雰囲気を伝えられる
座談会形式の採用動画のメリットとして最も大きいものは、職場の空気感や人間関係をリアルに伝えられる点でしょう。
就活中の学生は、自身が働く環境について強い関心を抱いています。学生に「実際に働く様子」をイメージしてもらいやすい座談会形式は、大変効果的と言えるでしょう。
一人の社員を追う密着型動画でもリアルな様子がわかりますが、複数の社員などがさまざまなことを語る座談会は、多角的に企業の雰囲気が掴めます。採用サイトやパンフレットでは感じることができない「日常のオフィスの雰囲気」を動画で補うことで、応募の意思決定を後押しできます。
【座談会形式のメリット2】複数社員の「生の声」を存分に提供できる
座談会形式の採用動画は、先輩社員による「生の声」を存分に提供できるという点もメリットです。複数の先輩社員たちが自由に自身の経験を語ることで、採用メッセージに具体性が出ます。また、動画全体のストーリーにも説得力が増します。
複数の社員が語ることで、就職後に得られるさまざまな可能性も伝えることができます。これにより、学生は「どのようなキャリアパスが用意されているのか」などをイメージできるようになり、結果的に企業への理解が深まります。
【座談会形式のメリット3】コストパフォーマンスに優れている
座談会形式は、コストパフォーマンスに優れている点もメリットです。社員をキャストとして活用できるほか、脚本や大がかりなセットも不要で、普段の職場で撮影するだけで自然な魅力を伝えることができます。
採用動画は複数本作成する傾向があるため、予算をかけられない場合は内製するケースもあることでしょう。そうしたケースにおいても、座談会形式はコストを抑えて企業の魅力をしっかり伝えることができる、優秀な採用動画に仕上がります。
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【座談会形式のメリット4】出演者の緊張がほぐれ、自然体な動画になる
採用動画は自然体であることが重要です。採用動画では社員が出演するケースが多いですが、どうしても出演者が緊張してしまい、自然体な様子がうまく出せない可能性もあります。
しかし座談会形式であれば、複数の社員が一同に介して出演するため、リラックスして撮影に臨めます。台本のない撮影は、社員たちの自然な表情を引き出し、とても自然体で親しみやすい採用動画が仕上がります。
出演者、つまり社員の緊張がほぐれて自然体でいられることも、座談会形式の採用動画の大きなメリットのひとつなのです。
座談会形式の採用動画、成功させるポイントは?
より良い座談会形式の採用動画にするには、制作段階でいくつか意識しておきたいポイントがあります。続いては、座談会形式を成功させるポイントを見ていきましょう。
さまざまな意見が出るように、多様なメンバーをセッティングする
座談会に参加する社員の意見は、動画の成功を左右します。年齢やキャリアパスが多様なメンバーを選ぶことで、学生に幅広い視点を提供できます。
もちろん、動画の目的などによってもメンバー選定は慎重にしましょう。若い社員だけにする、若い社員~中堅社員にする、経営陣は入れないなど、さまざまな選択肢があります。
就活中の学生に伝えたいメッセージや、伝えたいイメージを重視して選定すると良いでしょう。
台本はなくても、座談会のテーマと流れを設定する
基本的に座談会形式の採用動画では、台本はありません。しかし台本はなくとも、事前にテーマを設定し、大きな流れを決めることでスムーズな進行が可能です。
「仕事のやりがい」「成長を感じる瞬間」「会社の雰囲気」など、視聴者が興味を持ちやすいテーマを選びましょう。
最初に話題へと誘導する社員も、座談会メンバーのなかから選んでおくと良いですね。
座談会ではリラックスできる環境を整える
座談会形式の採用動画では、社員がリラックスして話せる環境を整えることが大切です。普段使っている会議室やオフィスを利用するなど、慣れた空間で撮影することで自然な会話を引き出すことができます。
また、撮影風景を大勢の社員や上司などが集まって見学するような状況も避けると良いでしょう。多くの社員や上司などに見られていると、どうしても緊張してしまいます。また、ギャラリーの目が気になって、思うように語れなくなってしまいかねません。
座談会を見守る社員や上司の数は最小限にし、リラックスして語れるように環境を整えるようにしましょう。
採用動画に座談会形式を導入して、採用活動を成功に導こう!
座談会形式の採用動画は、社員のリアルな声で職場の魅力を伝える効果手法です。リアルな雰囲気や緊張感のある内容は、就活生に企業を深く理解してもらえる助けとなります。
この形式をうまく活用することで、企業の魅力を最大限に伝え、就活生の応募を引き出すことが可能です。座談会形式を採用動画に取り入れ、採用活動の成功につなげましょう。
執筆者
リクムビ 動画プロデューサー
採用コンサルタント(認定番号 DCA240110号)
田中政和