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採用動画コラム

オンライン会社説明会は録画とライブ配信どちらが良い?秋冬シーズンの使い分けと準備の手順

2026.9.1

オフィスでノートパソコンを使って打ち合わせをするビジネスパーソン

9月に入ると、秋冬のインターンシップやオープンカンパニーの募集が一斉に始まります。そこで毎年ご相談が増えるのが、オンラインの会社説明会です。「去年は録画を流したけれど反応が薄かった」「ライブでやったら質問が出ずに気まずかった」。どちらのお困りごとも、よく伺います。この記事では、録画とライブ配信の使い分け、そのどちらを選んでも失敗しにくい進め方、そして当日までに準備しておくことを、順を追ってご紹介します。

秋から冬は、オンライン説明会がいちばん動く時期です

秋から冬にかけての学生は、まだ本格的な選考の前段階にいます。志望業界を絞り切っていない人も多く、この時期は「まず知る」ための場を数多く回っています。移動時間がかからず、気軽に参加できるオンラインの説明会が選ばれやすいのは、そのためです。

企業側にも利点があります。会場を押さえる必要がなく、遠方の学生にも同じ内容を届けられます。地方の大学に通う学生や、部活動や研究で忙しい学生にも参加してもらいやすくなります。

ただし、参加のハードルが下がっているということは、離脱のハードルも下がっているということです。会場に来ていただいた説明会と違い、オンラインでは途中で静かに抜けられます。ここを前提に組み立てられているかどうかで、結果が大きく変わります。

録画とライブ配信は、役割がちがいます

どちらが優れているという話ではありません。担っている役割が違うので、目的で選び分けていただくのが確実です。

録画(オンデマンド)が向いている場面

事業内容や制度の説明のように、毎回同じことを話す部分は録画が向いています。一度きちんと作れば、何度でも同じ品質で届けられますし、学生の都合の良い時間に見てもらえます。エントリー前の段階で「まず会社を知ってもらう」用途には、録画が合っています。

一方で、録画だけでは熱量が伝わりにくいという弱点があります。誰にでも当てはまる説明は、そのまま「どこの会社でも言っていること」として受け取られてしまうことがあります。

ライブ配信が向いている場面

その場で質問に答える、現場の様子をカメラで見せる、社員が素の言葉で話す。こうした「編集していないこと」に価値がある内容は、ライブ配信が向いています。今この瞬間に話しているという事実そのものが、信頼につながります。

ライブの弱点は、やり直しがきかないことです。回線が切れる、音が入らない、話が長引く。準備で防げるものがほとんどですが、備えていなければそのまま本番の事故になります。

迷ったら「ライブでやって、録画を残す」形をおすすめします

実務でいちばん無駄が少ないのは、ライブ配信で開催して、その様子をアーカイブとして残す形です。当日参加できた学生にはライブの熱量が届き、都合が合わなかった学生には後から見てもらえます。1回の手間で2つの用途をまかなえます。

このとき気をつけたいのが、そのままの録画を長時間置いておかないことです。60分の配信をまるごと残しても、最後まで見てもらえることはまれです。おすすめは、次の3つに分けて残す形です。

  • 全編アーカイブ:申し込んだ方向けに、期間を区切って限定公開します。
  • ダイジェスト(5分前後):会社の概要と、いちばん反応の良かった話だけを残します。採用サイトに置きます。
  • 質疑応答の切り抜き(1分前後):質問1つにつき1本。SNSや募集ページで使えます。

こうしておくと、次の回の告知にも、翌年の説明会の素材としても生きてきます。1回の配信を撮って終わりにせず、資産として残していく考え方です。

準備は当日ではなく、2週間前から始めます

オンライン説明会でうまくいかない回は、たいてい準備の時間が足りていません。目安として、2週間前から次の順で進めていただくと落ち着いて当日を迎えられます。

  1. 2週間前:話す内容と時間配分を決めます。1コマは60分以内、説明は30分までにとどめ、残りを質疑応答にあてる配分が扱いやすいです。
  2. 10日前:出演する社員に依頼し、聞かれそうな質問を共有します。原稿を丸暗記していただく必要はありません。
  3. 1週間前:配信する部屋を決め、実際の場所で通しのテストをします。ここで音と回線を必ず確認します。
  4. 3日前:参加者に視聴URLと当日の流れを送ります。事前に質問を集めておくと、当日の沈黙を防げます。
  5. 当日:開始1時間前に接続を確認し、30分前には出演者に集まっていただきます。

なかでも、事前に質問を集めておく一手間は効きます。オンラインでは学生も手を挙げにくいため、最初の1問をこちらで用意しておくだけで、その後の質問が出やすくなります。

映像より先に、音と回線に手をかけてください

オンライン説明会で参加者が離脱する理由は、映像の粗さよりも音の聞き取りにくさであることがほとんどです。カメラの画質にこだわる前に、まず音を整えていただきたいです。

やることは多くありません。パソコン内蔵ではなく外付けのマイクを使う、口元との距離を近づける、空調の音が入る場所を避ける。この3点だけで聞きやすさは大きく変わります。

回線については、無線ではなく有線でつなぐことをおすすめします。社内の無線は、同じ時間帯に会議が重なると急に不安定になります。当日の朝に、本番と同じ場所と同じ回線でテスト配信をしておくと安心です。

リクムビを運営するフィールドキャスターは、生配信を本業のひとつとしています。会社説明会の配信では、カメラを2台使って話す人と資料を切り替える、質問をその場で画面に出す、終わったあとにアーカイブとダイジェストまで仕上げる、といったところまでお引き受けしています。社内のパソコン1台で始めていただき、慣れてきたら機材を足していく進め方でも構いません。まずは今の環境で何ができるかのご相談から承っています。

まとめ

秋から冬は、オンラインの会社説明会がいちばん動く時期です。毎回同じことを話す説明は録画に任せ、質問への回答や現場の様子はライブ配信で伝える。迷ったら、ライブで開催して録画を残し、全編・ダイジェスト・質疑応答の切り抜きの3つに分けて使い回してください。準備は2週間前から順に進め、当日は映像よりも音と回線を優先します。オンラインは参加のハードルが低い分、離脱のハードルも低い場です。聞きやすさと、その場でしか聞けない話。この2つを用意しておくことが、そのまま次の選考への応募につながります。

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