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採用動画コラム

「採用動画」の目的とは?制作のポイントも徹底解説!

2024.10.2

近年注目されている「採用動画」。有能な人材の確保のために、導入したいと考えている企業も多いのではないでしょうか。「株式会社Candee」が実施した「採用成功企業の動画活用の実態調査」によると、実際に63.3%もの企業が採用動画を取り入れているようです。

採用動画を導入しようとする一方で、採用動画の目的や制作のポイントなどで迷うケースもあることでしょう。そこで今回は、採用動画が持つ主な目的と、制作時に押さえておきたいポイントについて詳しく解説していきます。これから採用動画を導入したいと考えている企業のご担当者様は、ぜひご参考ください。

<出典>
PR TIMES  2022年12月5日
採用成功企業の動画活用の実態調査(株式会社Candee)

採用動画を制作する主な目的

採用動画は、企業の採用活動において重要な役割を果たします。では企業は、どのような目的で採用動画を制作しているのでしょうか。採用動画を制作する目的について見ていきましょう。

▶関連記事:採用戦略に採用動画を!採用動画制作の流れをチェック

【採用動画の目的1】企業の情報や魅力をしっかりと、かつコンパクトに発信

企業の情報を文章で伝えるのと、動画で伝えるのとでは、「情報量」に大きな差があります。文章だけではうまく伝えられなかったり、伝えるために長文になってしまったりすることも。一方、動画であれば、文章よりも圧倒的に多い情報量を凝縮し、短い時間で企業の情報や魅力をコンパクトに発信することが可能です。

【採用動画の目的2】抽象的な企業イメージなどを伝える

キャッチフレーズや企業イメージを大事にするケースも多いことでしょう。それらは意外と、文字だけでは伝わりにくいことがあります。そうしたイメージも、動画という形であれば視覚的に一度で伝えることも可能です。学生がより深く、企業を理解するきっかけとなります。

【採用動画の目的3】採用動画の拡散による、企業の認知度向上

採用動画の目的はさまざまですが、「拡散」による企業の認知度向上を狙えるのも、大きな目的のひとつです。企業のホームページやブログ、SNSなどの媒体で採用動画を公開し、拡散されることによって企業の認知度が向上し、これまでマッチングできなかった学生にも、情報が届く可能性があります。

【採用動画の目的4】学生の記憶や印象に残し、応募意欲を向上

採用動画を使用すると、学生の応募率が大幅に向上する傾向があります。たとえば、SNSを通じてシェアされた短尺動画は、若い世代を中心に注目を集めやすく、動画を見たことがきっかけで応募を決める学生も増えています。動画を活用することで、企業の認知度が低い場合でも、短時間で多くの人々に企業の魅力を伝えられます。

【採用動画の目的4】採用活動のコストを減らす

採用動画は、とくに知名度の低い企業においては費用対効果を大きく高めるツールです。動画で視覚的に情報を伝えることで、認知度に関わらず学生の目に留まりやすくなります。さらに、企業の独自性を表現しやすく、学生に強い印象を残すことが可能です。

【採用動画の目的5】採用におけるミスマッチの防止

採用動画には、学生と企業側のミスマッチを減らすという目的もあります。双方が抱く期待や実際の業務内容の不一致、いわゆる「ミスマッチ」は、早期離職の一因となります。しかし、採用動画で職場の雰囲気や働く人々の様子をわかりやすく伝えることによって、学生に実際の職場の雰囲気や人間関係をより具体的にイメージしてもらえ、「この企業で働きたい」と強く考える学生とのマッチングが可能になります。

採用動画制作を作りたい!制作のポイントを解説

次に、採用動画の一般的な制作プロセスについて説明します。各ポイントを理解しておくことで、制作がスムーズに進み、効果的な動画を完成させることができますよ。

採用動画制作を内製するか、外注するかを決める

採用動画制作にあたり、動画を内製するか外注するかを決めることは大きなポイントです。内製すればコストカットが叶いますが、クオリティに不安が残るケースも。一方、外注ではコストがかかるものの、クオリティも含めて満足のいく映像となります。

「リクムビ」なら、採用動画1本30万円から。元TVディレクター × 採用コンサルタントがデータ重視で“今の学生が”視聴したくなる動画制作を圧倒的コスパで実現します。まずはお気軽にお問い合わせください!

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採用動画のターゲットやコンセプト、シナリオを決める

内製の場合も外注の場合も、採用動画のターゲットやコンセプト、シナリオを明確に決めるようにします。外注の場合は、制作会社からヒアリングが実施されます。ヒアリング時に回答できるように、事前に社内の担当者間で話し合い、ある程度の着地点を決めておくと良いでしょう。

制作途中でコロコロとコンセプトや内容が変わってしまうことのないよう、採用動画にどのようなメッセージを込めるか、どんな雰囲気を伝えたいのかをしっかり決めることが大切です。

採用動画制作のスケジュールは万端に

採用動画制作にあたって、スケジュールを万端にすることも大切なポイントです。行き当たりばったりで制作するのではなく、企画立てやシナリオ作成、撮影、編集など、制作の各ステップごとに適切な期間を定めて進行しましょう。

外注する場合は、業者選択や見積もりなど発注までのスケジュールも大切になります。シナリオ決めや撮影の時期、動画のアップ時期など、「実際にいつ採用動画が必要になるのか」を考え、逆算して決めていくと良いでしょう。

たとえば「リクムビ」では以下のようなフローで動画制作を進行。フロー03のヒアリングから納品まで、約6週間ほどかかります。遅くとも採用動画が必要となる時期の3ヶ月前にはプロジェクトをスタートさせると良いでしょう。余裕を持ったスケジュール立てが、良い採用動画につながります。

採用動画撮影の準備と、撮影場所や出演者の調整

採用動画を撮影するにあたり、「どこで撮影するのか」「誰が出演するのか」なども重要なポイントです。撮影当日に場所の変更や出演者の変更が発生しないよう、スムーズな進行を確保するために、事前の打ち合わせやロケハンは非常に重要です。

外注であれば、業者側のスタッフが何人来るのか、どのような機材で、実際にどのような流れで撮影するのかなど、事前の打ち合わせや下見も含めて実施できると良いでしょう。もちろん、撮影場所がいくら社内であっても、必ず広報部門や上層部などの許可を取るのを忘れないようにし、いつどのような撮影が入るのか、社内への周知も徹底することが大切です。

採用動画の編集とリテイク

採用動画の撮影は1~2日かけて行うことが一般的。撮影後の編集では、不要なシーンをカットしつつ、学生に伝えたいリアルな職場の様子を的確に表現することが重要です。内製する場合は、過度な編集を避け、自然な雰囲気を保つよう心がけましょう。

外注の場合は、事前にどのような動画にしたいかイメージを伝えているはず。納品された動画を確認し、リテイクがあれば必ず業者に相談して納得のいく採用動画に仕上げていきましょう。事前にリテイクは何回までか、追加料金がかかるかどうかなども確認しておくことが大切です。

採用動画で応募者を増やす!ポイントをチェック

採用動画の効果を最大化、つまり応募者を増やし、求める人材を採用するためには、いくつかのポイントがあります。採用動画で応募者を増やすポイントを順番に見ていきましょう。

尺の長さや縦横など、採用動画の形式をしっかり考える!

採用動画は、視覚に訴えて効果的に企業の魅力を伝えてくれます。しかし、動画ならどんなものでも良いというわけではありません。どのような形式の動画にするかが重要なポイントです。

動画にはショート動画と呼ばれる短尺の動画があります。短い時間で簡潔に伝える動画は、採用動画に向いています。逆に尺があまりにも長すぎる動画は最後まで視聴してもらえない可能性も。

「リクムビ」が持つデータでは、視聴されやすい動画は5分以内というデータがあります。長すぎない採用動画が、学生とのマッチングのカギとも言えるでしょう。SNSでの展開をするのであれば、短尺の動画がおすすめです。

また動画には横型、縦型といった形式もありますが、今はスマートフォンでの視聴に適した縦型の動画が多く、採用動画も縦型が主流になってきています。SNSならシェアもしやすく、採用動画の拡散も可能です。YouTubeやホームページへの埋め込みでは横型の動画が多いですが、SNSでの展開や拡散も視野に入れているのであれば、縦型の動画も検討してみてはいかがでしょうか。

採用動画でしか伝えられない情報を強調!

採用動画だからこそ伝えられる情報というものがあります。文章では伝えにくい、写真だけではわかりにくい、そういった情報も、動画なら数秒で伝わるケースも。実際に学生自身が働く姿を想像できるような映像や、「この会社にしかない」と思えるような魅力、企業メッセージなどを強調するのも効果的です。

どんな人材を採用したいのかを考えた採用動画にする

漠然と企業のPRをしているだけの動画では、どんな人材を採用したいのか伝わりません。採用動画では、「どんな人材を採用したいのか」も伝わるようにすると良いでしょう。

求めているのはどんな人材か、どんな人物像なのか、新卒か中途か、そのほか必要な資格なども含めて伝わるような採用動画にします。そうすることで、適切な学生に動画が届きやすくなり、学生とのミスマッチを防ぐことにも役立ちます。

効果的な採用動画で企業の魅力を伝えよう

採用動画は、学生とのマッチングを高め、応募意欲を向上させる強力なツールです。目的に応じて制作方法やアプローチを工夫し、企業の魅力を最大限に引き出す動画を作成しましょう。

とくに、若年層をターゲットにした動画マーケティングは、今後さらに重要性を増すと考えられます。採用活動の一環として、動画を積極的に取り入れることで、より良い人材を引き寄せることができるでしょう。

執筆者
リクムビ 動画プロデューサー
採用コンサルタント(認定番号 DCA240110号)
田中政和

元TVディレクター × 採用コンサルタント
成果直結型の
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